ハネムーン期間は終わりだ!WordPress3.5のメディアアップロードに対する不満

WordPress3.5を使用していて、それはあまりにもどうかと思う、という現象に出会ったので。

WordPressで投稿にメディアを追加するためには、投稿画面の”メディアを追加”ボタンをクリックし、各種メディアをファイル選択またはドラッグ&ドロップアップロードで登録、必要であれば名称やキャプションなどをつけた上で投稿に挿入するという手順になっている。

このとき、”添付ファイルの表示設定”というセクションで投稿記事中のサムネイルファイルの配置、大きさ、リンク先を指定するようになっている。そして、リンク先の選択肢はサムネイルの元ファイルである”メディアファイル”の他に、”添付ファイルのページ”も選べるようになっている。というか、私がアップデートしたWordPress3.5では、デフォルトで勝手に”添付ファイルのページ”が選ばれていた。

しかも、そのページはThickBoxを使うテクニックを使って、いわゆるlightBox的挙動をするように設定していたページだ。結果、ライトボックスのウィンドウに添付ファイルのページが表示されてしまうという、わけのわからない事態になっていた。

で、記事を投稿するときにつける画像に、いちいちライトボックスが正常に働いているか一つ一つチェックする人は少ないわけじゃない。私にしてもそういう物臭な人間だったため、WordPres3.5にアップデートしてからの投稿記事で、全ての画像のリンク先がページになっていた!

修正作業が面倒くさい。100点ぐらい画像ありますよ?いちいち一つ一つについてリンク先を画像ファイルに変えて、更新。しかもリンクのrel属性に添付ファイルページを識別する名前をつける仕様も好ましくないため、relの部分の指定も削らないといけない。

WordPress3.5にアップデートしてからGooglebotがよくこの添付ファイルのページのクロールエラーを報告してくるのだけど、このサムネイル画像からのrel指定のせいではないですかね。そもそもrel属性はnofollowをつけたりnext、prevなどのクローリングの最適化のために使うべきであって、勝手に謎な識別名の格納場所として使用してしまって良いのですか?

本当にこういう修正作業が空しくなります。やはり、万人のかゆいところに手が届くように作られたソフトウェアというものは、余計なところを掻きむしって使用者の皮膚をボロボロにする定めなのですかね。

そういう例は、本当によく見かけます。


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