cPanelについて

契約前は全く知らなかったのですが、WebhostingPadはサーバ管理ソフトウェアのcPanelを採用したサーバでした。契約手続きが完了するとこのcPanelのアカウントが発行され、以降は各種設定変更もこのソフトウェア上で行うようになっています。個人的にとても使い易いと感じたので、少しだけこのソフトウェアについて調べてみました。

まずサーバ管理ソフトウェアの役割についてですが、サーバ管理のために必要な各種コマンドを、コマンドラインでの操作ではなく直感的なインターフェースで行えるというメリットを管理者側に提供します。のみならずcPanelなどのソフトウェアはサーバ利用者側からの変更手続きにもわかり易いインターフェースを提供します。ちょうどwindowsのコントロールパネル、MacOSXのシステム環境設定パネルのような外観になっています。

利用者がいじることを許可された設定項目は、この画面にアイコンとして現れます。

コントロールパネルをもったサーバ管理ソフトウェアとしては他に、Plesk、Webminなどがメジャーなようです。日本のレンタルサーバでは設定画面を自前で用意している場合が多いのに対し、海外サーバではこうしたサーバ管理ソフトウェアを導入し、設定画面の使用方法についてはwebの解説をあたってくれという態度のサーバが多いようです。サーバ側としては人的ソースの節約になりますし、ユーザ側としては操作に一度慣れてしまえば、サーバを移転した際にも操作に戸惑わずに済むという利点もあります。

さて、以上サーバ管理ソフトウェアの概観でしたが、cPanelがサーバ管理ソフトウェアの選択肢としてどうかということに関しては、比較を行ったわけでも管理者として導入してみたわけでもないので言及ができません。あくまでこうしたソフトウェアに触れるのがはじめての利用者側の人間として、以下の機能がついているのが特に便利だと感じました。

  • サイトのバックアップ機能
  • ファイルマネージャ(GUIのFTPソフトのような外観)で書類を選択し、直接編集もできる
  • アクセス統計
  • ディレクトリにパスワードをかけたり特定のIPからのアクセス拒否が手間なくできる
  • サブドメインの追加

この他にも機能がたくさんありそうです。ちなみにcPanelは多言語対応でもあり、説明やシステムメッセージの言語として日本語を選ぶこともできます。90点くらいの日本語なので、90点あれば十分と感じる人にはここも訴求ポイントになると思います。

以上がcPanelについてでした。個人的によく使う機能の解説は以降のエントリでも行っていきたいと思っています。


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