日別アーカイブ: 2010年2月8日

WebhostingPad契約時の注意点

前回の続きです。

WebhostingPadの契約手続きは、次のページを参考にしながら行いました。

http://webhostingpad.e-saba.com/ WebhostingPadのレビューと検証

(直リンクはリンクポリシーを見つけることができなかったのでしません)

ほとんどこのページの手順通りで済んだのですが、ドメイン料金を総額からディスカウントするという請求の仕方のため、総額表示が高くなっているように見えるという不安なポイントがあります。また有料オプションの選択も訊かれるため(その文章にはfreeという単語も入っているので、ホイホイと選んでしまわないよう注意)国内サーバとの契約と同じように不安なく進んだかと言えば、そうでもなかったりします。契約画面、文章もこのページの書かれた頃とは異なっている可能性もあるため、英語に自信がない場合は得意な人に手伝ってもらった方が良いかもしれません。


サイトAのサーバにWebhostingPadを選択

サイトAを設置するサーバの条件として、以下のものを最低要件としていました。

  • 使用可能な容量が大きい
  • 転送量に制限がかからない
  • PHP、MySQLの使用が可能
  • 広告がつかず、アフィリエイトの設置が可能
  • 独自ドメインおよびサブドメインの指定可能
  • 常識的な処理速度と安定性

容量、転送量については、指定条件に合った写真を逐一表示するプログラムをメインコンテンツとして考えているために必要でした。PHP、MySQLはそのプログラムの開発手段です。

こうした条件を満たす、できるだけ費用のかからないサーバを探すことになったのですが、サーバ探しには以下のサイトを参考にさせていただきました。

http://e-saba.com/ レンタルサーバー比較と選び方  E-SABA.com

(リンクポリシーをサイト中で発見することができなかったので、直リンクは避けています)

検討の結果、価格的にも3年契約時で1.99ドル/月と群を抜いて安いWebhostingPadに決めました。

このサーバはアメリカに存在するらしく、海外サーバ利用時の諸問題(サポートとのやり取りが大変、日本からのアクセスでは経由地が多く遅い、そもそも日本ほどブロードバンド環境が整っていないので遅い)に気をつけなければなりませんが、実際このサーバに設置されたサイトを見てみる限りでは深刻な問題は無さそうなので契約してしまいました。

以下がこのサーバの目立った訴求ポイントです(cPanelについては、のちのち解説したいと思います)。

  • 容量、転送量が無制限(ただし申告制)
  • ドメインネームつき。サブドメイン無制限
  • メールアカウント無制限
  • MySQLデータベース無制限
  • cPanel採用
  • 商用サイト、アダルトサイト可能

価格について。いつサイトにアクセスしても”期間限定1.99ドル/月”と書いてあるので、単純にドルが安い時に契約してしまうのが良いと思います。


サイトCコンセプト

サイトC、このサイトのコンセプトは以前も書きましたが、僕の独り言が誰かの役に立つかもしれないといった感じのゆるいものです。win-winの関係を目指しましょう。あいつらに絶対一泡吹かせてやりましょう、ボス。

ボ、ボス!?そんな、、まさか?

まあそういった感じです。


サイトBコンセプト

サイトBのコンセプトは、訪問者に滞在感を与えるページにするというものです。

ポータルサイトのトップページなどがそうなのですが、リクエストを送って出てきたページが情報量の多い、リンクだらけのページだった場合に、閲覧する人間は何か脅迫感めいたものを感じて急かされるようにリンクをクリックしてしまうという傾向があるように思います。ページビューを稼ぎたいポータルサイトではそれがサイト作りの正解なのでしょうが、一方でコンテンツひとつひとつの質で勝負したいサイトでは、こうした脅迫感を与えない情報量の少ないページ作りをすることによって、コンテンツを何度も読み返してもらえる可能性を得られるだろうと、個人的に思っています。

ひとまずそうした予想が当たっているのかどうかは、このサイトBの制作で検証してみたいと思います。もしそのような傾向が実際にあるのならば、情報量の少ない、滞在感のあるページにすることがサイトの運営上別の利益ももたらし得ます。まず、コンテンツの更新回数がどうしても少なくなってしまう個人サイトの欠点を、繰り返し読んでもらうということで補える。次に、例えば商品の販売をしたい場合に、購入の直前で他のサイトに目移りされてしまう可能性を抑えられる、などです(実例として、Apple Online Storeの見積もり画面なんかを挙げたいと思います)。

話が膨らみすぎてしまったのですが、このサイトBの制作ではそこら辺の技を積極的に開発していきたいと思います。

(やはり、コンセプト的に公開も考えなければならないだろうか…)


サイトAコンセプト

サイトAのコンセプトは、ほぼ決定しています。

旅の良さを伝える

これはこのコンセプトを元にサイトの構成を考え、形になりそうだったから採用したというわけではなく、頭の中にふっと湧いた完成系にこういったコンセプトがふさわしいと思ったので決めたものです。そんな後付けのコンセプトでも、今後サイトが拡張していく過程でふさわしくないものを選別するのに役立つはずだと思っています。

また、サイトデザインや機能が異なった英語版も用意したいと思っています。

説明しにくいところもあるのですが、頭の中の完成系に少しでも近づくよう努力したいと思います。


はじめまして。何をやろうとしているの?

ファーストエントリーなので、このサイトの意義について書いてみたいと思います。

現在管理人AkisiはWEB制作技能の向上の為に、異なった環境、ツールを用いた複数のサイトを運用しようと考えています。その過程でどのような問題に遭遇し、どう解決したかを書き残しておけば、個人的な行動ログになるので、あとで作業の巻き戻しの必要が出た場合に重宝する。のみならず、それぞれの環境に似た環境をこれから構築しようとする人、あるいは既に構築している人のトラブル解決にも、少しだけ役立つ情報を提供できるのではないかと思っているのです。

そんなわけで現在のところ計画しているサイトは以下の3種類です。

サイトA
レンタルサーバを借りて、データベースにMySQL、テンプレートエンジンにSmartyを使用する。写真をデータベースに登録し、ジャンル、撮影日などで絞って検索できる機能を実現する。
サイトB
Mac OSX用のMAMPというソフトウェアで、ローカル環境上に構築する。データベースはSQLiteを用い、Smartyを使ったサイト作りをする。最終的に公開サイトとしてアップするまでを試したいけれども、先々コンテンツを更新して活きたサイトにするかは微妙。
サイトC(このサイト)
CMSであるWordPressの実験用として。できあいのテーマ、プラグインを追加して拡張していくだろうけど、多少のカスタマイズは考えてみたい。
各サイトの成長記録を追う場合、サイドのナビゲーション(現在はJavaScript製のコンパクトなものが居座っているはず)からカテゴリとしてサイト名を選択すればよいという塩梅です。

それでは、自分のWEB制作日記がどこかで誰かの役に立つことを期待しながら更新をしていきたいと思います。