月別アーカイブ: 2010年2月

サイトCのサーバにRental Orbit Spaceを選択

サイトC(このサイト)のサーバは、Rental Orbit Spaceというサーバを利用させてもらっています。学生さんが運営されているサーバのようで、容量制限なし、広告なし、商用利用可能とのことです。登録自体もフォームから氏名とメールアドレス、希望アカウント名、ホームページの内容を入力して送信するとすぐにアカウントが発行される仕組みになっています。ただしCMSなどでMySQLのデータベースが必要な場合には、別途申請が必要なようです。

学生さんに主に利用していただきたいとのことです。その他利用規約については、上のバナーのリンク先で、サイドバーから飛べるので契約前に目を通しておいた方が良いでしょう。

(2010.5追記:利用規約の変更をされたようで、容量、商用利用規定などがこのエントリの作成時と異なっています。サーバの名称はそのままですが、ドメイン名が変わったので、ご興味のある方は検索から探してください。このブログで現在使用中のサーバは、このサーバではありません。2012.6:バナーリンクも取り外しました)


cPanelについて

契約前は全く知らなかったのですが、WebhostingPadはサーバ管理ソフトウェアのcPanelを採用したサーバでした。契約手続きが完了するとこのcPanelのアカウントが発行され、以降は各種設定変更もこのソフトウェア上で行うようになっています。個人的にとても使い易いと感じたので、少しだけこのソフトウェアについて調べてみました。

まずサーバ管理ソフトウェアの役割についてですが、サーバ管理のために必要な各種コマンドを、コマンドラインでの操作ではなく直感的なインターフェースで行えるというメリットを管理者側に提供します。のみならずcPanelなどのソフトウェアはサーバ利用者側からの変更手続きにもわかり易いインターフェースを提供します。ちょうどwindowsのコントロールパネル、MacOSXのシステム環境設定パネルのような外観になっています。

利用者がいじることを許可された設定項目は、この画面にアイコンとして現れます。

コントロールパネルをもったサーバ管理ソフトウェアとしては他に、Plesk、Webminなどがメジャーなようです。日本のレンタルサーバでは設定画面を自前で用意している場合が多いのに対し、海外サーバではこうしたサーバ管理ソフトウェアを導入し、設定画面の使用方法についてはwebの解説をあたってくれという態度のサーバが多いようです。サーバ側としては人的ソースの節約になりますし、ユーザ側としては操作に一度慣れてしまえば、サーバを移転した際にも操作に戸惑わずに済むという利点もあります。

さて、以上サーバ管理ソフトウェアの概観でしたが、cPanelがサーバ管理ソフトウェアの選択肢としてどうかということに関しては、比較を行ったわけでも管理者として導入してみたわけでもないので言及ができません。あくまでこうしたソフトウェアに触れるのがはじめての利用者側の人間として、以下の機能がついているのが特に便利だと感じました。

  • サイトのバックアップ機能
  • ファイルマネージャ(GUIのFTPソフトのような外観)で書類を選択し、直接編集もできる
  • アクセス統計
  • ディレクトリにパスワードをかけたり特定のIPからのアクセス拒否が手間なくできる
  • サブドメインの追加

この他にも機能がたくさんありそうです。ちなみにcPanelは多言語対応でもあり、説明やシステムメッセージの言語として日本語を選ぶこともできます。90点くらいの日本語なので、90点あれば十分と感じる人にはここも訴求ポイントになると思います。

以上がcPanelについてでした。個人的によく使う機能の解説は以降のエントリでも行っていきたいと思っています。


WebhostingPad契約時の注意点

前回の続きです。

WebhostingPadの契約手続きは、次のページを参考にしながら行いました。

http://webhostingpad.e-saba.com/ WebhostingPadのレビューと検証

(直リンクはリンクポリシーを見つけることができなかったのでしません)

ほとんどこのページの手順通りで済んだのですが、ドメイン料金を総額からディスカウントするという請求の仕方のため、総額表示が高くなっているように見えるという不安なポイントがあります。また有料オプションの選択も訊かれるため(その文章にはfreeという単語も入っているので、ホイホイと選んでしまわないよう注意)国内サーバとの契約と同じように不安なく進んだかと言えば、そうでもなかったりします。契約画面、文章もこのページの書かれた頃とは異なっている可能性もあるため、英語に自信がない場合は得意な人に手伝ってもらった方が良いかもしれません。


サイトAのサーバにWebhostingPadを選択

サイトAを設置するサーバの条件として、以下のものを最低要件としていました。

  • 使用可能な容量が大きい
  • 転送量に制限がかからない
  • PHP、MySQLの使用が可能
  • 広告がつかず、アフィリエイトの設置が可能
  • 独自ドメインおよびサブドメインの指定可能
  • 常識的な処理速度と安定性

容量、転送量については、指定条件に合った写真を逐一表示するプログラムをメインコンテンツとして考えているために必要でした。PHP、MySQLはそのプログラムの開発手段です。

こうした条件を満たす、できるだけ費用のかからないサーバを探すことになったのですが、サーバ探しには以下のサイトを参考にさせていただきました。

http://e-saba.com/ レンタルサーバー比較と選び方  E-SABA.com

(リンクポリシーをサイト中で発見することができなかったので、直リンクは避けています)

検討の結果、価格的にも3年契約時で1.99ドル/月と群を抜いて安いWebhostingPadに決めました。

このサーバはアメリカに存在するらしく、海外サーバ利用時の諸問題(サポートとのやり取りが大変、日本からのアクセスでは経由地が多く遅い、そもそも日本ほどブロードバンド環境が整っていないので遅い)に気をつけなければなりませんが、実際このサーバに設置されたサイトを見てみる限りでは深刻な問題は無さそうなので契約してしまいました。

以下がこのサーバの目立った訴求ポイントです(cPanelについては、のちのち解説したいと思います)。

  • 容量、転送量が無制限(ただし申告制)
  • ドメインネームつき。サブドメイン無制限
  • メールアカウント無制限
  • MySQLデータベース無制限
  • cPanel採用
  • 商用サイト、アダルトサイト可能

価格について。いつサイトにアクセスしても”期間限定1.99ドル/月”と書いてあるので、単純にドルが安い時に契約してしまうのが良いと思います。


サイトCコンセプト

サイトC、このサイトのコンセプトは以前も書きましたが、僕の独り言が誰かの役に立つかもしれないといった感じのゆるいものです。win-winの関係を目指しましょう。あいつらに絶対一泡吹かせてやりましょう、ボス。

ボ、ボス!?そんな、、まさか?

まあそういった感じです。


サイトBコンセプト

サイトBのコンセプトは、訪問者に滞在感を与えるページにするというものです。

ポータルサイトのトップページなどがそうなのですが、リクエストを送って出てきたページが情報量の多い、リンクだらけのページだった場合に、閲覧する人間は何か脅迫感めいたものを感じて急かされるようにリンクをクリックしてしまうという傾向があるように思います。ページビューを稼ぎたいポータルサイトではそれがサイト作りの正解なのでしょうが、一方でコンテンツひとつひとつの質で勝負したいサイトでは、こうした脅迫感を与えない情報量の少ないページ作りをすることによって、コンテンツを何度も読み返してもらえる可能性を得られるだろうと、個人的に思っています。

ひとまずそうした予想が当たっているのかどうかは、このサイトBの制作で検証してみたいと思います。もしそのような傾向が実際にあるのならば、情報量の少ない、滞在感のあるページにすることがサイトの運営上別の利益ももたらし得ます。まず、コンテンツの更新回数がどうしても少なくなってしまう個人サイトの欠点を、繰り返し読んでもらうということで補える。次に、例えば商品の販売をしたい場合に、購入の直前で他のサイトに目移りされてしまう可能性を抑えられる、などです(実例として、Apple Online Storeの見積もり画面なんかを挙げたいと思います)。

話が膨らみすぎてしまったのですが、このサイトBの制作ではそこら辺の技を積極的に開発していきたいと思います。

(やはり、コンセプト的に公開も考えなければならないだろうか…)


サイトAコンセプト

サイトAのコンセプトは、ほぼ決定しています。

旅の良さを伝える

これはこのコンセプトを元にサイトの構成を考え、形になりそうだったから採用したというわけではなく、頭の中にふっと湧いた完成系にこういったコンセプトがふさわしいと思ったので決めたものです。そんな後付けのコンセプトでも、今後サイトが拡張していく過程でふさわしくないものを選別するのに役立つはずだと思っています。

また、サイトデザインや機能が異なった英語版も用意したいと思っています。

説明しにくいところもあるのですが、頭の中の完成系に少しでも近づくよう努力したいと思います。